隠された「隠し味」

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近所の評判の良いラーメン屋に、ふと一人で立ち寄った。 カウンター席に座り、メニューを眺める。 定番の醤油ラーメンにしようか、それとも特製味噌にしようか。 迷っていると、店主らしき男性がカウンター越しに 「うちのは、ちょっと変わってるんですよ」 とニヤリと笑って言った。 その言葉に、妙な好奇心をくすぐられた。 結局、一番人気の豚骨ラーメンを注文した。
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怖さを変えて作り直す