奇妙なティーパーティーの約束
2
「ねえ、お茶しましょうね!」
天井から、ふわふわの白い布をまとった小さな幽霊、ポフが言いました。
ポフはとっても寂しがり屋で、誰かと遊ぶのが大好き。
「いつにする?」私が尋ねると、ポフは嬉しそうに宙を舞いながら答えました。
「奇数日に! そうね、三日とか五日とか!」
場所は、誰も来ない古い時計台のてっぺん。
そこは、ポフが一番好きなお茶しましょうねのスポットなのです。
次の日、私は約束通り時計台へ。
すると、そこにはすでにテーブルと椅子がセッティングされていました。
小さなマカロンと、虹色のハーブティーが並んでいます。
「あれ、今日は偶数日だけど…」
すると、ポフが慌てた様子で飛んできて、小さな手で「ごめんなさい!」とジェスチャー。
「昨日、勘違いしちゃったの! でも、せっかくだから一緒に飲もうよ!」
なんだかとぼけていて、かわいい。
私は思わず笑って、椅子に座りました。
奇数日じゃなくても、ポフとのお茶は最高に楽しいのですから!
— END —
このお話、どうだった?
こわい話ソムリエの一言
「奇数日じゃないのに来ちゃう主人公、優しすぎて逆に怖いね。ポフの「勘違い」もかわいさに全振りしてるのが罪深いよ!」