森の番人と、次なる贄

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大学の夏休み。 友人と二人で、海へ行った。 宿泊先は、海辺にぽつんと建つ、古びた海の家。 経営しているのは、無口な老人、ただ一人。 彼は、“森の番人”と呼ばれているらしい。
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怖さを変えて作り直す